“すだち”って何?
「すだち」は徳島県を代表する特産物の一つで、徳島県の花にも指定されている香酸柑橘類です。ユズの近縁種であり、徳島県では古来から馴染みのある柑橘類です。 5-6月頃でかわいい白い花を咲かせ、秋頃に果実が実ります。 香りが豊かであることから、サンマなどの焼き魚をはじめ様々な料理に使用されています。 近年まで西日本ではポピュラーな「すだち」ですが東日本ではまだまだ知られていませんでした、しかし最近では、徳島産すだちを用いたメニューが販売されるなど、日本各地で徳島産すだちが食されつつあります。 [利用方法] 外皮が青、あるいは黄色の果実を切り分け、鍋料理の具やサンマなどの焼き魚に添えて、食べる直前に食材に果汁をかける。また果汁を食用酢として用いる(果実酢)。外皮の青い果実は、その外皮部分を薄く切る・薬味おろしでおろすなどして、薬味として利用する。