No.3/小さい秋見~つけた
ここ勝浦町でも例年より少し遅れ気味ですが、秋の深まりを感じるようになりました。
”すだち・ゆこう“の収穫(9月から10月初旬)も終わり、今は”ゆず“の収穫(10月初旬から10月末)と搾汁真っ盛りです。昨年は裏年で”ゆず“の量が少なくお客様にご迷惑をおかけしたので、今年こそは、と期待したのですが、春先からの長雨やら、夏の日照不足やらの天候不順が重なり、気候変化に敏感な”ゆず“は今年も品不足に悩まされそうです。でもその分”すだち“は質も量も揃っておりますのでご期待ください。
そんな気ままな自然ですが、時に優しさを持って人を迎えてくれることもあります。有名な観光地ではないここ勝浦にも、心穏やかにして見回せば、心洗われる風景美の世界が広がっていることに気が付きます。
仕事のことはしばし忘れ、カメラを首からぶら下げ山間をぶらぶらと散策してみると、そこら中で「小さい秋」を発見し、時の過ぎるのを忘れシャッターを切ってしまいました。
そんな風景を見るにつけ、自然の尊さを痛感し、その自然の恵みを生業とする事に喜びを感じ、多くの方々にお裾分けしたいと感じる今日この頃でございます。