No.2/白鳥伝説の霊場 十二番札所「鶴林寺」

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“おつるさん”の愛称で地元勝浦の人に親しまれている鶴林寺は、延暦17年(798)桓武天皇により建立されました。その後弘法大師がこの寺で修行中、2羽の白鶴が黄金の地蔵菩薩を守りながら老杉の枝に舞い降りました。大師は霊感を得、直ちに地蔵菩薩を刻み金の尊像をその胎内に納めて本尊とし、寺号を鶴に因んで鶴林寺とし第二十番霊場に定めたとされています。
杉の大木の立ち並ぷ参道を進み、運慶作と伝えられる仁王像の安置された山門をくぐリ境内に人ると、樹齢千年を越える老木が生い茂り、その華厳な趣が伝説の信憑性に色を添えています。境内右手に六地蔵をまつる六角堂、正面奥に護摩堂、大師堂、本坊と並び、護摩堂手前を右に57段の石段を登ったところに本堂があり、本堂の前には伝説の鶴の像が向かい合っています。鶴林寺は、皇室の信仰も厚く、蜂須賀公の庇護もあって寺運は大いに栄え、多くの寺宝が今も伝わっています。
緑深まる季節、自然と古寺の織りなす雰囲気は、荘厳さにより深みを増しています。勝浦を訪れる際には是非一度お立ち寄りください。

information

場 所 徳島県勝浦郡勝浦町生名鷲ヶ尾14
山 号 霊鷲山
宗 派 高野山真言宗
交 通 徳島ICより車で約1時間40分、JR徳島駅より車で約1時間